妊娠は、女性にとって人生の大きな喜びであり、同時に様々な不安や疑問を伴うものです。
「本当に赤ちゃんを産めるのだろうか」
「妊娠したら生活はどう変わるだろうか」
「仕事はどうしたらよいか」
「経済的な不安」
など…ご自身の生理不順のご経験や、周りの方から妊娠・出産に関する話、不妊治療の話などを聞いて不安になる方もいるかもしれません。妊娠した後も体調変化や、無事に妊娠・出産ができるのか、赤ちゃんが健康に産まれて来るのかなど、心配なことも多いと思います。
将来の妊娠に向けて今からでもできることとしてプレコンセプションケア*があります。まずは、ご自身の体と心に向き合い、リラックスすることが大切です。バランスの取れた食事、適度な運動、質の高い睡眠を心がけ、必要な栄養素を積極的に摂ることも大切です。
また、ご自身の月経周期を把握したり、これから結婚相談所で信頼できるパートナーが見つかりましたら将来について話し合ったり、家族計画や妊娠・出産に関する希望を共有したりすることも考えてみてはいかがでしょうか。
排卵日を予測するため、基礎体温を測定することも有効です。妊娠についてインターネットなどで調べると様々な情報が入ってくるため、どれを信じたら良いのか、迷ってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは成婚退会をお迎えになる前でも全く問題ございませんので、お近くの産婦人科までご相談ください。
中には結婚相談所への入会と同時期にブライダルチェック(妊娠に影響のある病気はないかなどを調べる検査)や血液検査、超音波検査などを受けられる方もいらっしゃるようです。ご希望に応じて専門家からアドバイスをもらうことができますので安心して婚活に向き合うことができると思います
。
かかりつけの産婦人科を持つことは妊娠に関わらず全ての女性にとって大切になります。妊娠を希望する女性が安心して赤ちゃんを迎えることができるよう、私たちは医療スタッフとして、結婚後、無事の妊娠に繋がるお手伝いができれば幸いです。
ベルネット(医療法人葵鐘会)
将来の妊娠やからだの変化に備えて、自分たちの健康に向き合うことです。プレは「~より前の」、コンセプションは「妊娠・受胎」を表し、「妊娠前からのケア」と言われています。パートナーができて、食事に変化はありませんか?睡眠時間や質はどうでしょうか?居住地が変わった方、近所にかかりつけの病院はありますか?
いずれ妊娠・出産を考えている方は元気な赤ちゃんを授かる準備として、そうでない方も、あなたとご家族が将来、健康的な生活を送れるように「自分たちの健康に向き合うこと」が大切です。こうした取り組みを通してお二人が健康な状態で妊活に臨むことができると考えています。
お二人の未来のために、ブライダルチェックをおすすめします。一般に、結婚を控えている人が結婚前に受ける婦人科健診のことです。
妊娠、出産に支障となる疾患を早期に発見し治療することができます。最近はカップルでの受診も増えています。
主なメニュー
・基本検査
・感染症検査
・AMH検査(卵巣予備能検査)
・オプション検査
ご年齢に関わらず”赤ちゃんが欲しい”というお気持ちは女性にとって大切な想いです。
医学的には年齢と共に卵子の数が減少し、妊娠しづらくなるという側面もあり、とても難しい部分ではありますが、正しい知識を持って、パートナーさんと是非将来についてお話をしてみてください。
受診する医療機関を悩まれる方もいらっしゃると思います。例えば弊会のグループクリニックには、高度不妊治療に対応した不妊センターを併設した『ロイヤルベルクリニック(名古屋市緑区)』があります。一般不妊治療に加え体外受精や顕微授精といった高度な不妊治療にも対応しているため、比較的ご年齢の高いご夫婦にも多くご来院いただいています。
産婦人科は敷居が高く感じられる方もおり、お気持ちも様々と思います。まずは妊孕能といってご自身の身体が赤ちゃんを迎える準備が整っているか、簡単な検査からご検討いただくことも可能です。
男性の検査にも対応しています。また無事、不妊治療を卒業(妊娠)することができた場合は、そのまま産科の方で分娩することが可能です。最近では産後の体力回復も早い無痛分娩を選択される方が増えています。さらに小児科も併設しているため、赤ちゃんの予防接種や各種専門外来など様々なご要望をお受けしております。
私たちは安全・安心を最優先とし、すべての女性の健康を生涯にわたって支援し、生命を未来へつなぐ援助をすることを理念に日々研鑽と努力を続けています。
男性は女性に比べて、体に向き合う機会が少ないと言われており、パートナーの妊娠を自分の出来事として捉えにくい傾向がありますが、こうした男女の認識の違いから妊活に対する温度差が生まれてしまい、意見が食い違うこともあります。
実際に女性が妊娠しても男性の体には変化が起こらないため、妊娠中のパートナーへの寄り添い方がわからないこともあると思います。自分なりにサポートしているつもりでも、空回りしてしまうかもしれません。
パートナーが「自分や将来の家族のために妊娠している」ことを理解し、相手が助けてほしい内容などを話し合ってみてください。希望を聞くと、望んでいるサポートは想像よりもずっと簡単なこともあります。またご友人に先輩パパ・ママなどがいらっしゃれば実体験を参考にしても良いと思います。
































